サブスクリプションは消費者向けにとどまらず、企業向けのサービスも多数登場しています。OFFICE365やAdobeのソフトウェア、AWSなどのクラウドサービス、社用車、オフィス家具などなど・・・
今回は「企業向けのサブスクリプション活用法!」と題し、企業がサブスクリプションサービスを利用する際のポイントについてまとめました。
サブスクリプションサービスでの設備や機器、サービスの導入に興味はあるものの、どのように活用をすべきか迷っているという方々はぜひ参考にしてください。
1.企業向けサブスクリプションサービスの特徴とは
企業向けに展開されているサブスクリプションサービスの特徴について解説します。
企業向けに展開されているサブスクリプションサービス
近年、非常に人気が高く様々な業態やサービスで利用されているサブスクリプションは、企業向けとしてはどのような商品・サービスに利用されているのでしょうか?
具体例を挙げれば、定額制の社用車、オフィス家具、ソフトウェアやクラウドコンピューティングの利用、社内のコーヒーサービスなどがあります。
こちら「サブスクリプションサービス一覧!ビジネス活性化のために」で紹介しているのでよろしければ参考にしてください。
企業向けサブスクリプションサービスの特徴
企業向けのサブスクリプションサービスの特徴は3点あります。
- 高額なサービス・商品
- 無形のサービス
- 使用量が多い消耗品
自動車や家具、AI搭載機器など、購入すると高額になる商品はサブスクリプションとなることで導入しやすくなります。中小企業やスタートアップ企業でも無理なく高価格・高付加価値の製品を導入できます。
ソフトウェアやクラウドコンピューティングなどの無形サービスは、バージョンアップや保守、運用が必要なことから、月額制などのサブスクリプションとして提供されるケースが増えています。またAI搭載機器やIoT製品など有形の商品にクラウドを組み合わせて付加価値が高まっているケースもあります。
コーヒーや事務用品など使用量の多い消耗品では、購入の手間の軽減や補充の自動化による欠品リスクの減少といったメリットがあります。
2.どんな企業がサブスクリプションに適しているか?
企業向けのサブスクリプションは非常に広範囲で展開されています。
サブスクリプションサービスのメリットやデメリットを踏まえて、どのような企業がサブスクリプションサービスに適しているかについて解説します。
サブスクリプションサービスのメリット・デメリット
企業で導入する場合のサブスクリプションの主なメリットは以下の通りです。
- 初期費用の軽減
- 最新のサービスが利用できる
- いつでも解約できる
一方の主なデメリットは以下の通りです。
- 契約期間が終了すると利用できなくなる
- トータルコストは買い切りよりも高くなる可能性が高い
サービスによってはサブスクリプションとしてしか展開されていないケースもありますが、トータルコストを考えた際には必ずしも安いとは限らないことには注意が必要です。
企業向けのサブスクリプションサービスに適した企業
AIやIoTなどのネットワーク機器の発展に人の可処分時間が増える可能性が高まります。かみ砕いて言えば、自由な時間が増えるということです。ビジネスにおいても働き方改革が進められていますが、テクノロジーをうまく活用することで、少ない時間と手間で大きな業績・成果を上げられるようにシフトしていくことが予想されます。また、残業時間規制などにより、休日をいかに楽しむかも大切なポイントになるでしょう。
これらの可処分時間の過ごし方という観点において、現在のAmazonプライムやAmazon Musicのようなサービスがますます人気が高まる可能性が考えられます。また、その際にテクノロジーの進化などによりよりエンターテインメント性に優れたサービスが展開される可能性も高いのではないでしょうか?
3. まとめ
世界的な巨大企業の一つであるAmazonはサブスクリプションサービスを積極的に展開している企業の一つです。Amazonのサービスや近年のビジネス展開を見れば、世界の近い将来がおぼろげながら見えてきます。
今回紹介した例はあくまで予測ですが、サブスクリプションサービスが市場に受け入れられ、ビジネスとしてうまく活用されるようになると、最新の機器やサービスが利用しやすくなる点は確かです。
今後の働き方や暮らし方の参考にされてみてはいかがでしょうか?